ひとり寝

あなたと別れた あの日から
夜中にいつでも 目が覚める
寝返り打てば 切なくて
うなじの後れ毛 乱れます
あなたに逢いたい
逢いたい 逢いたい 逢いたいもう一度
女のひとり寝 夜がふける

ぽっかり浮かんだ 満月に
不吉な予感が したけれど
青ざめながら 声もなく
別れの言葉を きいた夜
あなたに逢いたい
逢いたい 逢いたい 逢いたいもう一度
枕に涙の 夢のあと

あなたの匂いの しみついた
素肌がなおさら 哀しくて
眠れぬままに 思い出を
たどれば心が 震えます
あなたに逢いたい
逢いたい 逢いたい 逢いたいもう一度
女のひとり寝 夜がふける
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