哀愁埠頭

埠頭の風に あおられて
涙なんかは 飛んで行け
あんたの背中 見送る場所は
ここしかないと 決めてたの
男はどうして 夢を追う
女は恋に 死ねるのに
ごめんよ、なんて かっこつけないで
あんたなんか あんたなんか…
あぁ 忘れるわ

夜通しふたり ブリッジの
にじむ灯りを 見つめてた
あんたが話す 明日(あした)の夢を
一緒に私 見ていたの
かすかに聞こえる 波の音
泣いてるみたい さよならと
いつものように 海を見ていてよ
あんたなんか あんたなんか…
あぁ 消えちまえ

男はどうして 夢を追う
女は恋に 死ねるのに
ごめんよ、なんて かっこつけないで
あんたなんか あんたなんか…
あぁ 愛してる
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