空とぶタクシー

カフェの窓辺
空飛ぶタクシー
君の瞳
モノクロームの映画みたいだ

行き先はそう
風まかせ
見知らぬ街に
何も持たず 歩いてみる

消えた時間が
街を彷徨い
交差する記憶
影が笑い 風が叫ぶ夜

時がすぎゆく狭間で
名もない星が消え
残るものがなくても
心はまだ生きている

追いかけて 夢の向こうへ
胸の奥 声は晴れ
闇の隙間を越えてく
果てなき大空 青き鼓動

夜の帳
街を包んで
店の灯り
君を照らす蜃気楼

翔んでタクシー
君を乗せて
見えない空へ
手を振ることさえできず

名前もないまま
終わる夢を見て
カフェの窓から
霞む景色に問いかける

時が止まった街角
誰もいない道で
失くしたもの数えても
心はまだ燃えている

追い求め 風の向こうへ
胸の中 熱は満ち
明日を越えて飛び立つ
果てなき大空 青き鼓動

カフェのドアを
風が誘い
君の笑顔が
まるで夢の中みたいだ

永遠の光
見え隠れ
迷い街を
ただ止まらず歩いていく

時がすぎゆく狭間で
名もない星が消え
残るものがなくても
心はまだ生きている

追いかけて 夢の向こうへ
胸の奥 声は晴れ
闇の隙間を越えてく
果てなき大空 青き鼓動
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