馬鹿の一つ覚え

馬鹿の一つ覚えでしょう
もう言い訳は聞き飽きたわ
枝分かれした訳の先から花でも咲かせてみなさい

欺き続けりゃいつかは誠になるとて
暴かれちまえばその分だけ愚の骨頂
いっそ派手にやれよ
ナイスなチョイスで悦ばせて
天秤にかけるほどに
変わってしまったのならば

冷静に燃える焔
最早消えたようなものでしょうが
まほろばを探す前に
やらねばならぬ事がある

馬鹿の一つ覚えでしょう
もう言い訳は聞き飽きたわ
積み重ねてきた情が二つ
誤差なんてものではない
今を乗り切りたいのでしょう
無闇に口だけはよく回る
枝分かれした訳の先から花でも咲かせてみなさい

そちらが掲げた立派な誠があるなら
たゆたゆしすぎるわ 貫いてよ愚の結晶
どうした迷いなさんな
惚れた腫れたで済んだ事
芽吹かせたのなら最期までノッてあげる

完璧なアリバイなんてない
その泪にある裏 裏 裏
あれも違うこれもBlah Blah Blah
見抜けてしまう
嗚呼もう嫌になるわ

馬鹿の一つ覚えでしょう
馬鹿にされた儘なんて似合わないから
開きましょうショータイム

馬鹿の一つ覚えでしょう
もう言い訳は聞き飽きたわ
積み重ねてきた情が二つ
誤差なんてものではない
何より庇いたいのでしょう
やれ性懲りも無くよくもまあ
枝分かれした訳の先から
すべて翻すような
誰もが見惚れるような
花でも咲かせてみなさい
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