Artichoke

歩き疲れて
少し立ち止まって見る空は
どこまでも続いていて
この足でいつまでどこまで
たどり着けるのかと
思いを馳せていた

小さな箱に押し込められ続ける毎日で
見失いかけていた
息ができなくなるほど圧し殺した毎日が
ふと自分に問いかけた

気づかぬ間に時が過ぎ
終わってしまうその前に
踏み出したその旅路に餞を

遺していきたいもの
言葉も音も全部
いつも心に描いていて
いつか終わる その日まで

誰かに言われた言葉
囚われたままの今日を
そのままで生きていくのは
もうやめにしよう

歩き疲れて
少し立ち止まって見た空を
また思い出している
どこまでも続く広い世界があるのだから
どこまでだって行こうよ

遺していきたいもの
言葉も音も全部
いつも心に描いていて
いつか終わる その日まで
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