もぬけのから

どうしようもない
一人 下を見た
生きている心地も
まるでないぬけがらだ

あたりさわりのない言葉だけ
並べてばっか嫌になった
全部きみのせいだよ

つらつらとさ
繰り返してバカだな

夢に待った僕は
灰になってもぬけのから
ご都合主義の嘘もなくなって
ずっとここで
へらへらへらへら
笑っちゃって
もうぐだぐだぐだぐだ
溶かしちゃってんだろ
昨日に戻らせて

知りもしないような与太話
赤色ならまた期待して
きっと僕らは
のらりくらりと落ちていく
何もできないまま

手を叩いて踊るのは誰のため
笑えもしない嘘の種
歌を歌って踊るのは僕のため
叶いもしない嘘のため

ふらふらとさ
夜になれば忘れて

夢に舞った僕は
ハイになってもぬけのから
現実主義の君もいなくなって
ずっとここで
へらへらへらへら
ヒスっちゃって
もう白黒つけてバグりきってんだろ
昨日を塗り替えて

真っ黒くろすけ出ておいで
煤をとって消えるよ
もう一生 もうきっと
会いには行かないから

金輪際ずっとさよならだ
どこかで元気でね
なんてくだらない歌
歌うよ 君のため

夢に待った僕は
灰になってもぬけのから
ご都合主義の嘘もなくなって
ずっとここで
へらへらへらへら
笑っちゃって
もうぐだぐだぐだぐだ
溶かしちゃってんだろ
昨日に戻らせて

それじゃあまたどこかで
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