愛終の街

待ってるわけでは ないのに何故か
靴音さがして しまう癖
別れの予感に 気づかぬ振りで
はしゃいで甘えた 思い出に
灯がうるむ 灯がうるむ あぁ…愛終の街

愛していながら 別れるつらさ
悲しみ教えた 人でした
夜風が小窓を 叩いて行けば
最後に抱かれた あの夜が
恋しくて 恋しくて あぁ…愛終の街

ひとりで生きてく 淋(さみ)しさよりも
未練がつらいの 切ないの
あなたがいつでも 帰れるように
鍵さえ替えずに いるけれど
みんな幻影(ゆめ) みんな幻影 あぁ…愛終の街
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