白昼夢で会おうよ -The Bard's Tale-

旅立つ自由な雲は西陽に溶けて
海辺で待ち合わせ 星の降る街

羊皮紙に描かれた宝の地図を
ピンク色に透き通ったルーペで覗く

トゥルララルラ 迎えに行くよ
トゥルララルラ 不思議の果てまで

赤き月の魔物に寝そべる私と
呆れた顔で塔から見守るあなたと
おとぎ話のようで
メタフィクションみたいな
夢を見ている

時の舟に乗る吟遊詩人が私で
魔女の国へ迷い込んだ猫があなたで
古い映画のようで
モキュメンタリーみたいな
夢を鳴らして歩こうぜ
×