Fafrotzkies

悪夢で起きる目覚めの悪い朝は、まだ薄暗い瑠璃色してた。
咄嗟に抱いたあなたは普段通りで、鬱陶しそうに私を撫でる。
安心感を得てその手から逃げると、飲みかけだったボトルを開けた。
とてももう一度眠りにはつけない。
カーテンの隙間、光を招こう。

雨のせいで色味が落ちて行く。
楽しみに待ってた夜明けのティザーヌは奪われて消えた。

聞いてファフロツキーズ。
奇妙なモノばかり降らせていないで、たまには愛を降らせて。
今何処かで泣いている誰かの悲しみ全て巻き上げて空へと。
エフェクトをかければハートが舞って。

悪夢で起きる目覚めの悪い朝は、まだ薄暗い瑠璃色してた。
咄嗟に抱いたあなたは普段通りで、鬱陶しそうに私を撫でる。
何時も決まって逆夢であれと願う。
こうする時間が1番嫌いだった。
まるで未来に味わうダメージに向けた練習みたいに感じた。

応えてファフロツキーズ。
奇妙なモノばかり降らせていないで、たまには愛を降らせて。
今何処かで泣いている誰かの悲しみ全て巻き上げて空へと。
エフェクトをかければハートが舞って。

悪夢で起きる目覚めの悪い朝は、まだ薄暗い瑠璃色してた。
咄嗟に抱いたあなたは普段通りに、夢の中でだけなら会えた。
×