また、会おう

いつかは来るとわかっていたんだ
いつもみたいに会えなくなると
あの日と同じように
ぎこちなく笑ってみせて
告げた“またね”

くだらない会話 たわいない日々で
腹抱えて笑ってたエブリデイ
ノリが合ったり ズレがあったり
でこぼこなのに心地よかったり
春風運ぶ別れ
さくらよどうかまだ散らないで
共に過ごした日々も意味も忘れない
季節巡ろうと想いは変わらない

振り返ればいつも僕ら
暇を見つけたら四六時中
夢を語るのにひたすら夢中
通い慣れた駅で君と
遅くまで話した日々もなくなる
どこか少し胸が痛くもなる
それぞれの明日へと

“さよなら”は言わないでおくよ
なぜか少し寂しくなりそうで
涙をただぐっとこらえて
いつもと同じ景色を見た
さくらの花びらが咲く頃
旅立つこの日を思い出すだろう
いつもと違う少しの別れ
笑顔で“また、会おう”

“出会いと別れはセット”
だとしても“君とはちがう”と
ずっと共に肩並べて蕾のままでも
今日まで来れたんだ
薄紅色に染まる帰り道も
いつかは散り また花咲くだろう
巡り巡る季節で
また会うその日まで心はひとつで

新しい日々へ僕ら
悲しくもあり嬉しくもある
互いに想い 決めて旅立つ
また明日がまたいつかへ
空から寂しげに落ちるヒラリ
この駅を出れば君のはじまり
それぞれの明日へと

“さよなら”といえば思い出も
いつか消えてしまうような気がして
どこかでまたすぐに会おうって
涙隠して約束した
さくらの花びらが咲く頃
僕らはそれぞれ思い出すだろう
過ごした日を胸にしまって
笑顔で“また、会おう”

“さよなら”は言わないでおくよ
なぜか少し寂しくなりそうで
涙をただぐっとこらえて
いつもと同じ景色を見た
さくらの花びらが咲く頃
旅立つこの日を思い出すだろう
いつもと違う少しの別れ
笑顔で“また、会おう”

出会い別れ 時は流れ
それでも僕らは変わらないで
何年先も咲き誇るさくら
どんな思い出もあの日のまま
すれ違って悩んでた日々も
腹抱えて笑ってた日々も
全部ありがとう
“さよなら”よりも
笑顔で“また、会おう”
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