星屑のジ・エンド

静かに回り続ける ホテルの18階
待つのは慣れてしまったわ 去年のあの日以来

一年だけのサヨナラ あなたから切り出した
時と心は急ぎ足 都合のいい女だけ置き去りね

口びるに冷たくて 胸に熱いカクテル
濡れるのはまつげより まぶしすぎる街灯りなのね

あの日の同じカクテル 今夜も星を映して
流れた星の数だけ 願いがかなうと言う

一年過ぎて女は あきらめと差し向かい
あなたの愛の計算は ものの見事に当たったみたいだわ

指先でたどるのは 街の低い星屑
ため息で白くなる 窓ガラスに浮き出るサヨナラ

指先でたどるのは 街の低い星屑
ため息で白くなる 窓ガラスに浮き出るサヨナラ
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