嘘みたいな輝き

懐かしい曲を聴いた
雨が似合う曲を聴いた
教室窓側の席
ノートの端の方

自分の言葉を書いた
なんか嬉しかったんだ
私の心が
ちゃんとあったから

大人になっちゃった
休日も潤せるような
君が欲しかったものは
いっぱい手に入れたのに

今もただ一つまだ
追いかけてるよ
嘘みたいな輝きが
本当にまだ有りますように

嘘か本当か知るために
私はまだ歩いてる
大切な人も物も
ちゃんと歳を取ってる

あの輝きを知るために
本物なのか知るために
大切な人も物も
ちゃんと出会ってお別れしたよ

鼻で笑われた輝きを
一人きりだった輝きを
今の私も信じているの
今の私も本物にしたいよ

子供じゃいれなかった
身なりの良い夢だけ
本物にして求められて求めてた

でも今もただ一つまだ
追いかけてるよ
嘘みたいな輝きが
本当にまだ在りますように

懐かしい曲を聴いた
雨が似合う曲を聴いた
教室窓側の席
思い出す青色の空
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