川辺にて

暮れてゆく川のほとりに
ひとり立つとき
あなたの笑顔が
浮かんでは消えてゆく

立ちつくす人の苦しみ
私はしらない
言葉もかわさず
舌打ち そのまま立ち去る

どこに あるの 分かり合える場所
どこで きづける あなたのことを

朝焼けの中で
最後の星消えるとき
あの日の約束
なぜかふと思い出す

すれ違う人のかなしみ
私はしらない
思い巡らすだけ
あなたの涙の理由を

どこに あるの 信じられる場所
ここに 作るの 今 いまから

喧噪のなかで 私たちはすれ違い
歯車のなかで 私たちは気づくだろう

隣に生きる あなたの夢の話
共に夢を見る 私とあなたと ここで
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