豊平川

快速空港行きの列車
汽笛が君と別れの合図
君はホームで笑ってたけど
どこか目は潤んでた

掃き溜めのような教室も
書き殴った「しょうらいのゆめ」とかも
もうないけど

明日僕達が進みゆく道が
どこにあるかなど分かる訳もなく
時に恋をして 傷つき傷つけ
よろめきながらも今日ここに帰る

朝6時の澄み渡る空気
眠い目擦った駅までの道
思い出となんかは呼びたくないけど
思い出すワンルーム

あの日僕達が選び取った道が
正しかったかなど分かる訳もなく
凍てつく寒さを抱きしめるように
思い出と共に今日海を渡る

明日僕達が進みゆく道が
どこにあるかなど分かる訳もなく
時に恋をして 傷つき傷つけ
よろめきながらも今日ここに帰る
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