夫婦有情

妻は夫をいたわりつ 夫は妻に慕いつつ
咲かす命の夫婦花…

出合いふれ合い 赤い糸
絆を結んだ 二人じゃないか
あなたと歩く 道ならば
たとえ火の中 水の中
ついて ついて ついて行きます
どこまでも どこまでも…

いつも心に 夢を抱き
あしたの灯(あか)りを 念じて生きる
お百度(ひゃくど)ふんで 願(がん)かけて
祈るおんなの まごころを
あなた あなた あなた分かって
くれますか くれますか…

「嘘もかくしも無いのが夫婦 夫のあんたが妻の私に何の気がね
何の遠慮がいると云うの… あんたひとりで悩んだり
背負いこんだりせずに 私にも少し分けて持たせて下さい…」

紅も飾りも 用なしで
あなたの命は 私の命
ずしりと重い 肩の荷も
妻という名が 軽くする
きっと きっと きっと倖せ
つかみたい つかみたい…
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