すべて わがまま

仔猫の真似して 背中をまるめ
やさしいひざで 眠ろうとしたの

小さい頃から あたたかい場所
見つけだすのが じょうずだったの

淋しい夜の 思いつきのように
あなたの胸のドアを叩いたから
ふざけたかたちになって
好きと言いそびれたよ
すべて わがまま そうかも知れない

星降る街角 恋をするなら
いくつも風を 追いかけちゃだめね

あなたが傷つき 悲しむよりは
わたしが少し 泣くほうがまし

淋しい夜は いつも いつも いつも
わたしの姿 思いうかべたでしょ
見つめられてる気がした
あの頃ならいいのに
すべて わがまま そうかも知れない
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