ひふみよ

明日にむかって
あるいて あるいて
ようやくたどりついたら
そこが今日になる

つきせぬ願望(おもい)は
時代の風に
ふんわりとあずけて
あたらしい朝へ

つきてみよ 一二三四
五六七八 九十
十とおさめて また はじまるを

杣道(そまみち)をぬければ
木々の隙間から
やわらかにさす光が
手をひいてくれる

もうじき山の上か
霞立つ空に
あおくかがやく峰を
さあ こえてゆこう

つきてみよ 一二三四
五六七八 九十
十とおさめて またはじまるを

明日にむかって あるいて あるいて
一つのしんじる道 おわる日はこない
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