夜のせい

泥濘を踏み込んでしまうように溶けてゆく
時間は非情なまでに少しづつ過ぎてゆく
未完の課題を抱えていたずらに嘘を吐く
夜のせいに 夜のせいに 夜のせいにした

そうさ 夜のせいにしてしまった
僕らは何千何万回と過ちを繰り返している
それが目が痛くなっちゃいそうな青さのせいと知らぬまま

泥濘を踏み込んでしまうように溶けてゆく
自転の周期終わって気づけば朝が覗く
携帯通知止まんで 一つずつ擦り減らす
夜のせいに 夜のせいに 夜のせいにした

そうさ 夜のせいにしてしまった
僕らは何千何万回と過ちを繰り返している
それが目が痛くなっちゃいそうな青さのせいと知らぬまま
僕らは何回間違って行き止まりの道進んだっけ?
それが目が痛くなっちゃいそうな青さのせいと知らぬまま
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