彗星の夜に

星にキスして確かめる
夢の中のきみがいつもより少しだけ

優しい気がしたからさ
もう誰もいないから
街の明かりを消してよ
いつまでも微睡んでいたい
僕にだけ優しい世界で

これ以上
幸せになんかなりませんようにと
何かをまた求めて
歌う僕を許して欲しい

月があまりに眩しいから
何もかもが隠せない気がしてた
彗星の夜
きっと今夜世界は変わる

子供の時夢見たものを
全部願っていい
今日みたいな夜は
遠くで声が聞こえる

奇跡を眠らせぬよう
今この瞬間を夜空に祈ってみる
千の星が流れるように

月があまりに眩しいから
何もかもが隠せない気がしてた
彗星の夜
きっといつかの僕らが笑う
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