GRIDOUT

ずっと探している星の光が摘まれていく
きっと最初からもう終わりの影が僕たちを夢の底から見ていた

空っぽになった心を隠し持って悲しみの意味を考え続けている
内側で爆ぜた花火の光が僕らの視界を汚していく
繰り返す 全て奪うように
あてどなく枝を伸ばしている
踏みつけた世界で淀む痛みを強く浮かばせて
とめどなく

今ここで相対して 喪失して
何にも無くなってしまった
心は今宙を舞っている
根源はただ相関して
満ち足りて光を成す
このままじゃもう向かう先も消える

置き忘れてきた喜びや痛みがもう
何も感じられないほど遠のいてる
一つ得てはまた零して失い
僕らは最期に誰に何を残せるだろう

輝いたのはいつもの自分で
何も悲しまずにいられたのに
知ってしまってもう戻れない
遠くで微かに呼んでいる
疎んだ記憶に報いて

愛せるように
終わる日には余さず全て還せるように
選び取って 眩しくて掴めなくとも
見つけ出せる 答えが聞ける
願いが叫ぶ

今ここで相対して 喪失して
何にも無くなってしまった
心は今宙を舞っている
根源はただ相関して
満ち足りて光を成す
力のない笑顔で手を繋ぐ

止まらず癒える

気付かないほどに軽い心残りが今穴を空けている
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