白鳥は北へ帰る
白鳥は 北へいく
あの人は 東京へ
うつろな想い 抱きしめて
渚たどれば 風ばかり
あゝ 白鳥も あの人も
いない湖
白鳥はかなしからずや 空のあを
うみのあをにも そまずただよふ(牧水)
白鳥が 湖へ
あの人が この町へ
わたしの胸の 湖に
恋の波紋が おしよせて
あゝ あのときが あのこえが
忘れられない
白鳥は いつかえる
あの人は いつかえる
湖畔の径に 草笛を
ふけばほろほろ ぬれる胸
あゝ 白鳥も あの人も
いない湖
あの人は 東京へ
うつろな想い 抱きしめて
渚たどれば 風ばかり
あゝ 白鳥も あの人も
いない湖
白鳥はかなしからずや 空のあを
うみのあをにも そまずただよふ(牧水)
白鳥が 湖へ
あの人が この町へ
わたしの胸の 湖に
恋の波紋が おしよせて
あゝ あのときが あのこえが
忘れられない
白鳥は いつかえる
あの人は いつかえる
湖畔の径に 草笛を
ふけばほろほろ ぬれる胸
あゝ 白鳥も あの人も
いない湖