髑髏の円舞曲

炎の酒にこの身を燃やし 金の杯掲げれば
遠き時代の幕間抜けて 闇の舞台に蘇る
真紅のマントの髑髏達
剣の舞はしじまに冴えて
宴は巡る 月光映えて

カラカラ響く髑髏の笑い
カタカタ回る 髑髏は踊る

乾いたベーゼ この身を溶かし
繻子のガウンの裳裾を乱す
燭台浮かぶ過ぎこし栄華
蜘蛛の巣あやとる やかたの夢か
奈落の魂 広間に集い
死せる舞踊に従うつまさき
宴は巡る 果てなき夜に

カラカラ響く髑髏の笑い
カタカタ回る 髑髏は踊る
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