恋煩い

君がいないことはそう、
心に穴が空いて。
息をするたびに張り裂けてく
痛い痛いの飛ばず

かごめかごめで君を
囲い続けたいから
わたしのこの気持ちわからない?
答えて答えてよ、ねえ。

触れたいのに触れられない
なんだ?おかしいな?
二人の影次第に一つ
ちょうど重なりゆく

あのね気づいたのわたしたちは
離れられない運命なの
声も香りも温度さえも
見えるほどの愛だわ

恋煩い
恋煩いね
恋煩い
恋煩いのようね

わたし、夢の狭間に
あなた探しているわ
蓮の花が囲う道を避け
ゆらりゆらりと巡る

あなた以外のことは何も考えられない
されどされどいきすぎた愛は
とどまることを知らず

恋煩い
恋煩いね
幼気な
恋煩いのようね

あなたは何処なの何処にいるの?
ほろりほろり頬は濡れてる
声も香りも温度さえも
見えるほどの愛なのに

触れたくても
触れられないや
恋は辛い
恋は辛いのようね

13の夕凪に
風鈴の音がする
そこねあなたはそこにいるのね
風がふたりをつなぐ
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