花束

君の口癖が移って今も抜けてない毎日
お疲れって抱きしめてくれた日だって
とっくになくなってしまった

溢れ出した想いは いつも
君には ずっと 渡せたら もっと
変わっていたかな
僕以上に君を愛してくれる人なんて
いないと思うんだ ずっと
言い訳集めて
贈る花束

君色のマグカップ 行儀良く 座っているのが
違和感じゃないうちはまだ君を想ってしまってるんだな

僕はただ君の隣でそっと
優しく咲く花みたいに
時に凛々しい愛を持って
日々を彩っていけると思っていた

さよなら君と僕だけの日
照れ臭く笑う君はいないんだ
分かっているけど
分かっているのに
なぜか待っていたんだ

溢れ出した想いは いつも
君には 届かない ままで
もどかしい想いは 色づいて消えていく
君が望むなら何にでも なるから ずっと
別れないための理由だけ 寄せ集めて
残る花束
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