空白

眼差しの奥に浮かび上がる
放たれた言葉は 熱をはらんだまま
貴方は記憶を漂流した
日々の断片を 拾い集めていこうか

so it goes
世界は絶え間なく後悔の重さを測っていた

掲げた理想を 他愛ない約束を
あるいは悲しみも いつか忘れてしまうから
せめて僕らだけは 孤独を分け合えたなら
あらゆる不条理も 受け入れられるのだろうか

行き先を失った正しさより
瞬きの先に生まれる感性を さあ

昨日を繋ぎ 明日を綴じる術を知った僕らは
出来る限りの想像を持ち寄って 岸辺に立つ

掲げた理想を 他愛ない約束を
あるいは悲しみも いつか忘れてしまうから
せめて僕らだけの 孤独を分け合えたなら
あらゆる不条理も 受け入れられるのだろうか
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