Meteor

折り重なる夜に ひと欠片 また遠くへ
とがってはきらめいて 胸に刺さる

優しくなれるように あどけない勇気を抱いて
まっすぐに走ってた 風を追いかけて

ベッドに沈む身体 忘れてしまうのなら
まぶたの裏 残る光を もっと見ていたい

生まれ変わるために 落ちてゆく世界を
遠くから 静けさの中で見つめてる
何も告げないまま どこへ向かうのだろう
息をひそめて 3つ数えてた
消えないように

いくつも混ざり合う 感情が 揺れ動いて
かすかな言い訳が 胸に詰まる

深い場所 隠している 都合のいい期待はいつも
食べかけ しまうように 明日へ続いてく

決して変わらないもの 分かってるはずのこと
心の中 残る光を ずっと守りたい

清らかな産声 呼び続けてる声
すぐそばでいつも聞こえてる あたたかく
そのままでいいから 飾らないでいいから
信じ続けて ほらあと少し

生まれ変わる度に 繰り返す奇跡は
足音が続いてくように さりげなく
悲しい嘘にさえ 微笑みを返して
塗り替わってく ほらあと少し

安らぐまなざしで 見つめ合う世界は
きっと待ってる 祈りを込めて
散りばめるだけ
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