Reminiscence

季節は未だ変わらず巡る
秒針止めずに

今ひとりただひとり
紡ぐ終焉

満開の花霞
五月雨 耳鳴りの声
青空と雲の峰 花火の音
僕だけの記憶

君が居なくちゃ息が出来ないから
魔法が解けていくように
駆け出す背中をただ追いかけた

何処へ行くの?
僕を残して
欠けた心 零度のままで
傾く気持ち 君のもので
さよなら 愛が途切れる日まで

蝋が紅に呑まれても
四季折々普遍ゆえ

今ふたり ただふたりだけの星空

秋声が木霊する 白い夢
覚えた全て
本物と見紛った偽物で
ふたりの秘密になる

君の隣は息がしにくい
魔法が光を失う未来は必然
知ってたはずさ

何処へ行くの?
僕を残して
触れた心 零度ままで
傾ぐ想いは
ただひたすらに
さよなら 愛が途切れる日まで

君が居なくちゃ息が出来ない
求めた奇跡が重くて
まだまだ僕には罰が足りない

忘れないよ
君と過ごした奇跡のような過去の全てを
さよなら 愛は途切れないから
さよなら いつかまた逢う日まで

名前つけようふたりの話
無題では悲しいじゃない?
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