幾星霜

藍色に濡れる 星々は
あなたが 遺した光
寂しさがまた 心を叩く
この温もり ただの記憶に成り果てても

時を越えて あなたの名を呼ぶよ
いつ届くか いつか届くかもしれない
月をみていた ただ綺麗だと思っていたの
遠くの灯りが伝えた記憶
逢いたいよ

奇跡的な出会いがあるなら
運命的な別れもあるのだろう

境目のない空を
たゆたうように刻は巡る
思い出の麓にたたずむ
あなたに捧ぐ この祈りを

まっすぐ光は進んできた
幾星霜連なる 果てにわたしがいる
時を越えて あなたの夢をみているよ
こぼれた温もりを拾い またのぼる月
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