赤加賀智 -AKAKAGACHI-

嗚呼、僅かな光の残るこの世界で炎纏う刃唸る
ゆらりゆらり揺られ彷徨う荒れて荒ぶまにまに無常
逃れられぬ運命背負う業探しましょう偉大な理想郷

ゆらりゆらり揺られ彷徨う荒れて荒ぶまにまに無常
逃れられぬ運命背負う業探しましょう偉大な理想郷

ゆらりゆらり揺られ彷徨う荒れて荒ぶまにまに無常
逃れられぬ運命背負う業探しましょう偉大な理想郷

咲き乱れ散る儚さよ美々しき刻を思ふ
移り行くはいたずらに見る影も無くはらりひとひら
崇め称え給えこの身包み込む春の息吹
夕づく日の陰に赤い瞳此方見つめたり

愛しき大地根を張る
魂一二三四片隅に凛と
この身を尽くし愛を守らむ
貴様を害す

霞む山間に木霊す酔いし物怪の咆哮
流るる瀬血に染まりし祈りは此処に力となりて
崇め称え給え悲しみ慈しみ抱えてく
朧月夜陰に赤い瞳眠りゆく横で

八雲立つ出雲八重垣妻ごみに
八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を

咲き乱れ散る儚さよ美々しき刻を思ふ
移り行くはいたずらに日の出を告げる名も無き鳥が
崇め称え給え歌えよ踊れよ奉れよ
霧消の山頂にまた赤い瞳潜みし浮世
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