そのとき

きこえる
そこは知らない私の海
潮風はいつか望んでいた手のひら

泣きたいときには体を寄せて
あなたの温度を抱きしめながら

どうか
その呪いが終わるように
悲しみさえ踊るように

その呪いが終わるように
悲しみさえ踊るように

打ち寄せるたびにあの日の声が
閉ざしてた胸を叩いて叫ぶ

どうか
その呪いが終わるように
悲しみさえ踊るように

その呪いが終わるように
悲しみさえ踊るように

あの雲の切れ間にもう少しで日が昇る
この海に光が差す

そのとき

そのとき
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