寂しさを拾って

アルバムの中で
はしゃぎ合う2人
いつすれ違ったの
どこで間違ったの

笑顔の裏側
背中で泣いてる
何が足りないんだろう
何もかもないんだろう

歩幅は違えど 花の咲く方へ
振り返れば いつも君がいた

伸ばした手の温もりが
あの日の寂しさが
胸を突き刺して痛い
びしょ濡れの笑顔を見て
何を言えば良いんだろう
言葉が宙に舞う

「ありがとう」「ごめんね」
声は優しいのに
どこか冷たくてさ
風邪をひきそうだな

幸せといえど色々あるけど
君を選んだのは僕なのにさ

気持ちに嘘はないのに
独りじゃ寂しいのに
そばにいるのが苦しい
嫌いになりたくなくて
置いた距離が遠くて
まだ君を探してる

あんなにそばにいたのに
君の痛みに 今更気づいたよ

君がくれた優しさを
少しずつ返そう
2人で笑えるために
もう一度抱きしめ合おう
全部半分こしよう
歩こうどこまでも
寂しさとどこまでも
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