忘れかけたセレナーデ

忘れかけてた思い出の唄 胸によみがえる夜は
北へ飛び発つ白鳥たちが 月の影絵と揺れるよ
幼い頃に母に抱かれて 夢の国へ旅したね
帰れないから愛おしくなる 想い出という宝石
湖 凍る季節やがて来れば 白鳥は夢にみる
忘れかけたセレナーデ
妹に似た やさしい少女 指を暖めてあげよう
シベリア行きの夜汽車の窓に 浮かぶ懐かし面影

遠くきこえる角笛の音 浅き眠りさまされて
北へ飛び発つ白鳥たちの 無事を祈り目を閉じる
湖 凍る季節やがて来れば 白鳥は夢にみる
忘れかけたセレナーデ

春まだ遠き北天の空 星は生まれ消えてゆく
戻らないから光り輝く 時代を駆けた狼
妹に似た やさしい少女 指を暖めてあげよう
シベリア行きの夜汽車の窓に 浮かぶ懐かし面影

妹に似た やさしい少女 指を暖めてあげよう
シベリア行きの夜汽車に抱かれ 聞くは懐かしセレナーデ…
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