Underdog

虚実皮膜の狭間で三千世
君の目に映るものは真実か
人のネガにあてられ伝染した
怠惰であることには無問題

いつだって映えと虚構で成っていた
最初は無垢に透き通っていた
今じゃ満たされるものがなんなのか
もう現世じゃ無理と諦めて笑っていた

もしも君に会えるなら
呼ぶ声がした
再前世でなくても
今をただ 聞かせて見させて

くだらないと忌み嫌っていた
独りで生きてくよ さらば
馬鹿みたいに夜を追っていた
ふと気づいてしまう 満たされることのない

誰よりも困難だって
届かない声を絞って
叫んでくれよ
負け犬らしくなっていいから

いたって超えられないんで
性根腐りだして
足元にも及ばないで
思い出して

また正夢って
さあね さあね
不甲斐ないね
君の言葉はキャラメル味でした

ふわっと息絶えないで
期待だけ上がらないで
どうしたってつまんないね
居場所などもうない

沈めた顔は腫れていた
醜い心のようだった
手を伸ばすこと あの頃は不器用だった

もしも君に会えるなら
謝りたいよ もう戻れやしないから
今をただ 聞かせて見させて

くだらないと忌み嫌っていた
独りで生きてくよ さらば
馬鹿みたいに夜を追っていた
ふと見上げたら 美しい世界だ

泣いていた時間が力になり
最低なくだらない愛を唄う
不安定で痛いな
それも全部愛してしまえる今日になる

だから覚えていて
忘れたって思い出して
その為に生きていて
声が出せなくたって
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