男の無情

まるでこの俺 嗤(わら)うよに
軒で風鈴 チリリと鳴いた
故郷(くに)で待ってる 妹よ
会わす顔ない 俺の情けなさ
女々しくて 女々しくて
拗(す)ねて生きてる 男の無情

砂を噛むよな 淋しさに
想いだすのは 一輪の花
あの日好きだと 言えなくて
なんで別れた 俺の意気地(いくじ)なさ
女々しくて 女々しくて
拗(す)ねて生きてる 男の無情

夢が今夜も つきまとう
都会暮らしに 疲れた心
こんなはずでは なかったと
背中丸める 俺の頼りなさ
女々しくて 女々しくて
拗(す)ねて生きてる 男の無情
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