Cafe Latte

柔らかな朝の光が
差し込んだリビング
注ぐ二人分のカフェラテ

香り立つ湯気の
向こうで
眠たげな君の
「おはよう」を聞く幸せ

甘さと苦味が
心地良く混ざり合う

味わうの
二人のハーモニー
溶け合うように
柔くて淡いひととき
いつの日か
冷めちゃう温かさじゃないはず
ねぇそうでしょう?

疲れて帰る家の
ドアを開ければ
聞こえてくるの
君の“おかえり”

それぞれ過ごした
今日を語り合う
ひと匙のジョークを交えて

良いこと悪いこと
分け合って飲み干すの
二人で

重ねてく
日々のメモリー
染み込むように
心に刻まれてく
いつの日か
泡になってしまわないように
大事に

どちらともなく
手を取り合った
あの日から
紡ぐストーリー

何回も
道をはずれ
君とはぐれ
離れ離れになっても
巡り合うように
出来てる運命ならば

味わうの
二人のハーモニー
溶け合うように
交わる二つの未来
いつの日も
冷めることのない愛を注ごう
君にだけ
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