whiteout

誰もいない風の中
目を凝らし歩く
その先にいるはずの
君が見えるまで

辿る足跡を
削るように風が
強く強く吹き付ける

違う寂しさを重ね合うたびに
どうして心はまたひび割れ近づかない
さよならはまだ見えないから
掻き分けて進むよ傷付いても
白い風の中で

かさついた指先で
君に触れたのに
繰り返す浅い夢
またひとりの朝

何もかもすべて
少しずつ変わる
同じ道は戻れない

違う切なさを埋め合わすために
抱きしめた体があたたかくて切なくなる
さよならはまだ見えないから
掻き分けて進むよ傷付いても
白い風の中

寂しさはまだ消えないから
さよならはまだ言えないから
×