夜空の手前

あのお話をまた 星が降る歌をまた
手のひらは残されて まだ側を探している

あの約束は置き去りのまま 綺麗だよ
汚れるなら触れない
今は知らない部屋で一人 綺麗だよ
何もいらない

届く場所に分かるように 繋がる思い出だけ

新しい愛を受け入れても 繋いでも探してしまう

男はまだ疑うように 目線を落としている
女は穴を埋めるように 溢れる重たい蜜

欲しがる程離れる 星が降る歌の名を
隠した母親の 眠れない子守唄
笑顔を忘れたら 涙も意味が無く
私は残されて 他人を壊している

届く場所に分かるように 繋がる思い出だけ
解くように目を閉じても 夢なら冷たいだけ

二人目の母親と 初めて見る父親
手を繋ぎ見上げても 重なる重たい目
お互いの笑顔は 痛い程固まり
私は壊されて 足跡を残してる
また同じ日を読み返す
あのお話をまた 星が降る歌をまた
手のひらは残されて まだ側を探している
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