いのち恋歌

静かに降る雪 花びら哀し
いとしいおまえの 黒髪よ
運命に流され 別れたけれど
今でも 忘れられない
儚ない 恋を

ふたりで歩いた 白樺道を
ひとりで辿れば ただ涙
帰らぬおもかげ せつない胸が
冷たい 夜露に濡れて
恋しさ つのる

離れて生きても 心はひとつ
この世でひとりの 妻だから
身を切る寒さに 耐えられるのか
この手に 抱きしめたいよ
いのちが 燃える
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