演歌おくの細道

夏草や つわものどもが 夢の跡
奥の細道 句を詠みながら
たどる主従の 笠二つ
いまも藤原 三代の
栄華しのばす 平泉

閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
苔の石坂 行く足止めて
じっと聴き入る 旅ごろも
慈覚大師が 開山の
羽州山寺 立石寺

五月雨を あつめて早し 最上川
紅の花咲く 出羽路の人の
あつい情けに 解くわらじ
羽黒月山 湯殿山
そして酒田へ 越後路へ
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