虹周走

星達が光と共に消え始める
見上げた空には ひとすじの風
草が舞う 花が笑う

そこで微かに泣いていたのか
僕は立ち止まり手をかざした
瞳に映る彩色の物語を…

途絶えた心と言葉の光を探し
虹の弧を描く
空の唄 言の葉
身近な感動
そして、生まれ変わる。
今、ここで。

人の声が放つ一つの答え
悩んで泣いて 笑って歩いて
見つけてく

そこで確かに泣いていたのか
僕は かすむ空と声の叫びを聞き
消えた感情の物語を…

虹にかかる最初の形を見て思う
確かな心
手の中で消えてった最後の意味を
僕が、この手で創る。
曲がらぬ音を---

そこで確かに咲いていたのか
手に育つ命の証に応えたいよ
道無き道を歩む人々は…

伝えた未来と言葉のカケラを握り
虹の弧を描く
青の唄 言の葉
そしてこの感動

きっと、
走り続ける。

この空を、
飛ぶ。

虹の唄を

僕は唄う。
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