あんた

あんた 寒い夜は 恋しくなるよ
あんたの胸が 思い出毛布にひざを
くるんで 一人飲めば

あー忘れない からだが覚えてる
今でも ぬくもりを
泣きたいくらい 弱気になるよ
みぞれまじりの風が 窓をたたく
きっと帰って きっと帰って
悪かったよ 私が

あんた 寒い夜は 恋しくなるよ
あんたのうそが 指をからませ
ほほをうずめた 若すぎた頃を

あー忘れない 幸せにひとつだけ
今でも貸しがある
酔うほど飲んで泣きつかれたら
みぞれまじりの雨が雪になる
きっと帰って きっと帰って
悪かったよ 私が

あー忘れない 幸せにひとつだけ
今でも貸しがある
酔うほど飲んで泣きつかれたら
みぞれまじりの雨が雪になる
きっと帰って きっと帰って
悪かったよ 私が
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