やせがまん

ほんのはずみから 愛の真似ごとを
春 夏 秋と 重ねて来たけど
きみはこのままで いいと思わない
ほんとの愛を いつかは求める
きみに好きなひと 出来た時には
いつだってきれいに 身をひくつもりさ
そうさ やせがまん

酔って歌うのが 癖になったのか
今夜も涙 ほろりと流して
きみの心には ぼくはもういない
悲しいけれど そいつが真実
嘘でこれ以上 悩みつづけて
憎み合う別れに したくはないのさ
そうさ やせがまん

少し微笑んで 少しはにかんで
楽しい日々を 話しているけど
きみはもう此処を 去って行くがいい
真似ごとなんて しょせんはいつわり
きみがしあわせに なると云うなら
いいふりをしてでも 見送るつもりさ
そうさ やせがまん
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