キンモクセイ

10月の少し長い坂道
今じゃ隣の助手席で
笑う君がいる
去年の今頃は
この道をよく歩いたね

風の音 空の色 そして君の手のぬくもり
思い返そうとすれば
今でも鮮明に思い出せる

キンモクセイが咲きました
出会った頃のあの匂い
ケンカばかりしてた時もあったけれど
君は今も僕に言うよ
「明日はどこにゆこう?」って
当たり前の事が嬉しい

赤信号 重なる人達
僕ら偶然というものに引っ張られて
出会っていったのかな?
なんだかそんな気がする

風の音 空の色 そして君の手のぬくもり
出会えた日の事は
いつでも鮮明に思い出せる

静かになったと思えば
君はもう寝ちゃっているね
家につくまでは起こさないでおこう
昔は言えたあの言葉
今じゃ恥ずかしくって言えない
君だってきっとそうなんだろ?

キンモクセイが咲きました
出会った頃のあの匂い
これからもケンカする事あるだろうけど
そしたら僕はこう言うよ
「明日はどこにゆこう?」って
当たり前の事が言いたい
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