愁眠

言葉にして霞みだす程の記憶なんだ でもね
いつの間にか 僕には染付いてたんだ
集めるよりはやく 離れて行きそうなのに

忘れられるものなど 見つからない
何処かで君が 何処かで君が
見つめてる様だ 見つめてる様だった

無駄にして 吐出して 繰返したくもない でもね
思出してみる いつの間に染付いてたんだ?
他人事の夜明け 月はまだ真上にあるのにね

立ってられるのはもう少しなんだ
間違いはないのか? 間違いはないのなら
いつもの様な いつも在る様な
暗い朝 待焦がれてる

忘れられるものなど何も無い
何処かで君が 何処かで君が
見つめてる様に 見下してる様に
いつまでも鳴響いていた

君が見つめてるなら 見つめてるなら
僕はどんな顔していよう?
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