Dramatic Irony

どこにも いかない
昨日が あくびしながら
だるそうに しぼんだ
明日を 蹴飛ばしている

わかっているのはただ
矛盾した答え
すべてをさらけだした
強さが欲しいだけ

やっと長い1日が
暮れていきそうだったけど
あなたへの想い ふいにのしかかってくる
急に息が苦しくなり
あわてて眼を閉じてみれば
薄紫色 あなたとの宇宙が見えた

ランドマーク壊れて
遊びにいけなくなった
2人が出会えるはずの場所が
書かれている地図はない

体はいまこの場で
立ちすくんでいても
心はあの重なる
場所さがしているよ

いばらのとげが体の上 細く細かく裂いてく
思い出したように赤い血が流れてく
痛みで我に返っていた 巻き戻された記憶が
ランダムで再生されてるんだ あたしのハードディスクから

いつもあなたを思った
考えるよりも早く
他のだれかれとじゃれあっている隙に
いつもあなたといられた
それがすべてと思った
こうして全てが朽ち果てていく少し前

そのうち痛みも
きっと消えさってしまう
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