Queen

我は裏霞む夜の雨
胸のうつろいを見ぬかれて
誰をうらまずに夢の果て
燃えるあこがれに泣きながら

憎み愛されたような
夢のファンデーション
声をさえ切る場所は
ふるえる波止場
さまようまなざし

まさに悲しみは夜の海
群れ飛ぶカモメに魅せられて
我はひめやかな恋の姫
闇にためらいを散りばめて

眠れない なぜか今日は
恋はセンセーション
森の迷子の唄を
響かせながら
叶わぬ真心
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