Blue Bird

遠い夏の ある昼下がり
森のはずれで つかまえた Blue Bird

可愛い声で さえずる いとしさに
籠に鍵をかけ 歌わせたの
悲しい声で 鳴いた小鳥は
季節さえも 知らないまま

ある日 歌さえ 忘れたの

わかっていたの 小鳥も私も
友達ほしくて 淋しかったの
自由な国へ 返してあげる
窓を開けて 空へ放つわ

そして 私は 独りぼっち

今は もういない Blue blue Bird

Blue blue Bird
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