世界の果てまで

煩わしいとこから離れて 羽ばたきたかっただけ
もう子供じゃないのにと
何度自分を叱っただろう

昨日までの僕らにバイバイ 見上げれば星が
宝石みたいな夜空は
やりたいこと溢れてる

すり抜け方や乗り継ぎに迷うより
約束された場所まで ひたすらに進むだけさ

僕らのツバサは 本物のとてもとてもきれいな羽だから
どんな激しい大きな風にも負けない
遠くへ 遠くへ ひたすら 飛ぶんだ
ほらもう風になって
あんなに涙をこらえた日も笑えるから

ずっと消せないテレビ ただ見つめて 笑ってた日々
電車の中 疲れた顔で
眠る大人 暮らしを抱えて

生まれた街まで 連れていくよ 君に見せてあげたい
なんにもないとこだけど
風車が回る丘へ

ときどき僕らはゴールを見失い
希望も夢もむなしくて 打ちのめされる

僕らのツバサは 偽物のとてもとてもきたない紙切れで
ほんの少しの小さな風で破れた
何度も 何度も 転がり回って
でもまだ意地を張って
あきらめ逃げ出すわけにはいかなかったよ

僕らのツバサは 本物のとてもとてもきれいな羽だから
どんな激しい大きな風にも負けない
遠くへ 遠くへ ひたすら 飛ぶんだ
ほらもう風になって
あんなに涙をこらえた日も笑えるから

昨日までの僕らにバイバイ 見上げれば星が
宝石みたいな夜空は
やりたいこと溢れてる

世界の果てまで
×