白と黒

白く霞んでいく 嘆きの波を越えて
結んだはずの朝に 歩く

許せなかったこと それに頷くこと
漲らせた覚悟 自ら消してしまう

このままでいいのかなんて 誰もが思うことだと
タカくくって放っておけば 内側から蝕まれる

黒く滲んでゆく 力ない目を向けて
望みを消した朝に 歩く

心を寄せた人 それを裏切る人
逃げ道のない過去 すべてが追いたてる

いつからか白と黒の 狭間でまだ揺れてる
限りある慰めに 身をやつした誤魔化し

このままでいいのかなんて 誰もが思うことだと
タカくくって放っておけば 内側から蝕まれる

白く霞んでいく 嘆きの波を越えて
結んだはずの朝に 歩く

別れ告げた 名残の夕べ

白く霞んでいく 嘆きの波を越えて
結んだはずの朝に よぎる

黒く滲んでゆく 力ない目を向けて
望みを消した朝に 歩く
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