時をとめて

目覚めた私の前には
そこにいるはずの
あなたがもういない

朝が来て何も見えず
微笑んでも涙が伝うならば少し
このまま泣き続けよう

時をとめて 忘れないで
二人いた季節に時を戻せないなら

大事だった思い出さえいつか
なぜ薄れてゆくのだろう

あなたはやがて恋をして
誰を幸せに導くのでしょうか

私は誰と出会って未来を歩くだろう
答えなんか何も本当は知りたくない

君が欲しい 今が欲しい
永遠に変わらないものを私に見せて

愛と呼べるあの不確かな気持ち
胸にずっと憶えていて

人ごみの街で見あげた空
ビルの隙間から光こぼれてるのに

時をとめて 忘れないで
二人いた季節に時を戻せないなら

愛と呼べるあの不確かな気持ち
あなたはずっと憶えていて
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